詳細 | |
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学科 | メディア学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 佐藤 卓己 |
タイトル | キャラクター消費におけるハローキティ 対象/媒体としての二面性 |
内容 | ここ数年の間に、日本大衆文化はクール・ジャパンの名のもと改めて脚光を浴びることとなり、非常に大きな力をもち始めてきた。キャラクタービジネス市場はITと並ぶ有望マーケットとして注目を集め、日常のあらゆるシーンに多種多様のキャラクターが登場する。その中で、本研究は「ハローキティ」を主な対象として取り上げる。1974年に誕生して以来、世代や性別、国境をも越え幅広く愛されてきたこのキャラクターは消費活動にどのように関わり、どのような影響を及ぼしてきたのか。あらゆるモノがメディア=広告であるという視点から、キティは売買される「商品」であり、同時に消費させる「媒体」であるという論説が成り立つのではないか。日本人とアニメ文化の深い結びつきや「カワイイ」へのまなざしを振り返りつつ、記号論およびブランド論からのアプローチを用いることで、キャラクタービジネスにおけるハローキティのその絶対的な強さを検証する。 |
講評 | 「キャラクター消費におけるハローキティ」は、日本発の国際的キャラクタ-となったサンリオの「ハローキティ」を対象として、キャラクター商品における消費対象/消費媒体の二面性を分析しています。メディアが本質において「広告媒体」であるという原理をやわらかい対象からクールに切り取った秀作です。 |
キーワード1 | メディア |
キーワード2 | ハローキティ |
キーワード3 | 記号論 |
キーワード4 | ブランド |
キーワード5 | カワイイ |
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