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学科 社会学科
年度 2010
ゼミ名 小林 大祐
タイトル 統計学から見る競馬予想~騎手の能力の数値化~
内容  昨今、様々なスポーツにおいて、選手のあらゆるパフォーマンスが数値化され、データ化されているが、競馬というスポーツにおいても例外ではない。むしろ競馬は、ギャンブルとしての側面を持ち合わせているので、他のスポーツよりもデータ化は盛んであるといえる。ありとあらゆるデータが競馬ファンのもとに届けられている現在でも、それを十分に活かしたり、読み取ったりするのは至難の業であるといえる。また、馬に関するデータは豊富でも、騎手に関するデータは実に少ないように感じていた。本論分では、これまでイメージでしか捉えられていなかった騎手の能力に着目し、客観的に、また分かりやすく数値化することをテーマとした。結果として、個々の騎手の新たな特徴や、新しい数値化の方式による予想法を生み出すことができた。また、実際のレースをもとにした検証においても、満足できる結果を出すことができた。
講評  競馬における騎手の能力の重要さにも関わらず、これまでその能力を客観的に測定されることが殆ど無かったことに注目し、JRAのレースデータよりその指数化を目指したものである。社会学というよりはデータ科学としての論文であり、オリジナリティのある試みではあるが、先行研究が殆ど参照されていないので、そのオリジナリティをアピールできていない。分析についても、その指数を実際のレースで検証しようとする点は良いが、分析で得られたような知見に対応するような、様々なバリエーションのレースで行っていれば、もっと説得的であったであろうことが悔やまれる。
キーワード1 競馬
キーワード2 騎手
キーワード3 K指数
キーワード4 武豊
キーワード5  
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