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学科 教育文化学科
年度 2010
ゼミ名 宇治郷 毅
タイトル 「幼保一元化について考える」
内容 現在日本はますます少子高齢化社会になっている。高齢者が増える一方で子どもの数が減っているということは、将来を担う子ども達の存在はより一層重要になるのではないだろうか。
 私は、子ども達は沢山の幅広い年代の人と関わることで、共に学び共に支え合い共に生きるという、生きていく上で大切な人間関係の在り方や知恵を学ぶことができると考える。そのためには、子ども達一人一人が平等で豊かな幼児教育や保育を受けることのできる機会や環境を提供することが必要である。
そこで本稿では、現在日本政府が取り組んでいる “幼保一元化”の法案について考察した。そのためにまず、幼稚園と保育所の歴史背景を振り返り、現在問題の「認定こども園」についての論点を検討した。幼稚園と保育所を一元化にすることは、どのようなメリットやデメリットがあるのだろうか、子ども達にとって一番求められる幼児教育とは一体どのようなものなのであろうか、このような問題意識をもって論述しまとめた。
講評 幼保一元化の現状と課題が豊富な資料(データと先行研究)および具体的事例を通じて詳細に明らかにされた。また「認定こども園」と「こども園」についても多角的に問題点や将来性などが言及されていて完結した論文となっている点が評価できる。
キーワード1 幼稚園
キーワード2 保育所
キーワード3 幼保一元化
キーワード4 認定こども園
キーワード5 こども園
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