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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 宇治郷 毅 |
タイトル | 「地方自治体における子育て支援施策の課題」 |
内容 | 近年の少子化が進む一方、女性の社会進出が進み、共働き世帯が増加するに連れて、待機児童の増加問題、また相次ぐ児童虐待事件など子育て家庭を取り巻く環境は厳しく、「子育て支援」の必要性が高まっている。政府が「子育て支援」に本格的に取り組むようになったのは、1989年の「1,57ショック」といわれる合計特殊出生率が当時最低を記録したことがきっかけである。これを受けて政府は「エンゼルプラン」、「新エンゼルプラン」を策定するなど「子育て支援」施策を行ってきた。 一方、地方自治体においても、「地方版エンゼルプラン」を策定するなどの施策を行ってきた。しかし、その施策も地方自治体によって取り組みの差が生じるなどの課題も存在する。 そこで、この論文では、政府・地方自治体それぞれの「子育て支援」施策の歴史と現在、そして京都市の「子育て支援」施策に焦点をあてた上で、これからの「子育て支援」施策の課題について考察した。 |
講評 | 子育て支援をめぐる国、地方自治体の歴史と現在の政策が豊富なデータによって明確に記述されている。また具体例として京都市を選んで、少子化、保護者の状況と意識、行政の支援施策の効果と課題などがよく考究されている。国と地方自治体の今後の課題が具体的に指摘されているところが評価できる。 |
キーワード1 | 子育て支援 |
キーワード2 | 京都市 |
キーワード3 | 少子化 |
キーワード4 | エンゼルプラン |
キーワード5 | 地方自治体(地方版)エンゼルプラン |
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