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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 宇治郷 毅 |
タイトル | 「日韓の教科書に表れた竹島(独島)記述についての考察」 |
内容 | 私が高校1年生の時、1年間のカナダ留学をしていた時のことである。同じように、韓国から留学に来ていた友人にふと「竹島を知っているか?」と尋ねられた。私は漠然と、竹島は日本の領土であるということしか知らなかったが、竹島は日本の領土であると主張すると、友人はものすごい剣幕で迫り竹島(独島)が韓国のものであるという資料や証拠を示した。その時の私は、なぜ同年代の友人がそれほど真剣になるのか、またそれほど詳しいのか疑問に感じたが、竹島に対する意識の差には驚いた。このような経験から、私は竹島に対する意識の差は教育からくるのではないかという疑問を抱いた。本論文では学校教育の中で大きな役割を果たす教科書に焦点をあて日本と韓国の教科書を比較している。また竹島記述に関しての最近の動き、研究者の見解、解決への取り組みを考察しまとめている。 |
講評 | 日韓の間にある歴史認識の違いの中でも最大の課題である竹島(独島)をとりあげ、その違いがどこからくるかをあきらかにするために日韓双方の教科書を具体的に多方面から比較して調査研究した。難しいテーマにとりくんで、相互理解と対話の必要を指摘した点が評価できる。 |
キーワード1 | 竹島 |
キーワード2 | 独島 |
キーワード3 | 竹島問題 |
キーワード4 | 教科書問題 |
キーワード5 | 歴史教科書 |
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