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学科 社会学科
年度 2008
ゼミ名 Bruce WHITE
タイトル How do the "kikokushijo" feel about their identities? ― from the interviews of four kikokushijo ―
内容 本論文では帰国子女が自らのアイデンティティについて、どのようにとらえているのかを考察した。
帰国子女とは日本で生まれ育ち、子供のころに両親に連れられて海外に行き、海外生活の中で現地の文化に影響をうけ、数年後に帰国して日本で再度住んでいる人といわれている。彼・彼女らがどのように自らのアイデンティティをとらえているのかを調査するために、4人の帰国子女に対してインタビューを行った。4人に共通することは、アメリカからの帰国子女であること、そして帰国子女受け入れ校に通っていたことである。
インタビューの際に共通して「海外生活がなければ今の自分はいない」というニュアンスの発言があったことからも、海外生活が彼らに大きな影響を与えているということが分かった。また、英語で話しているときには自らを帰国子女と意識すること、また日本の友人などと日本についての話をする際には自らを日本人であることを意識することがあるということも分かった。
これらのことから、帰国子女は日本人そして帰国子女という両方のアイデンティティを心の中に共存させているということができる。
講評 It has been a pleasure to see 2008/09s seminar students through the last two years of study. The seminar started off as a very mixed bag of individuals, with very different interests and not much of an idea of how to explore them or what linked them together. Our first trip to Omihachiman in Shiga prefecture was focused on how to observe people and understand the way they thought about and put together their local identities. This was a theme that came to define the way that the different student's interests could be explored in their research in the second year. I was particularly impressed by the range of different focuses on identity which characterised by the final thesis submissions. The students worked hard to integrate what they were learning as a group into their very unique personal contexts and interests, and the result has been a set of reports that they can be proud of producing! Congratulations to all of you in all of your Diversity!
キーワード1 帰国子女
キーワード2 海外生活
キーワード3 文化
キーワード4 アイデンティティ
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