詳細 | |
---|---|
学科 | 社会学科 |
年度 | 2023 |
ゼミ名 | 小林 久高 |
タイトル | 日本人の法意識世間から見る法社会―西洋と日本の比較 |
内容 | 私たちは普段何気なく生活し、法律の存在をいつ何時も意識していない。何気なく法の内容は気にも留めず、法律は守らなければならないもの、犯してはならないものだと認識している。もちろん、法を犯せばそれなりの制裁が待っており、それを回避するために法律を守っている人がほとんどだろう。しかし、法の内容も知らずにそれを律義に守り続けていることが疑問だった。私達は、法の内容を深く知らない。それでも法律は守ろうと皆考えている。それは、法律の内容以外に法律を守るべきだという動機があり、それは法律とある程度の部分で重複しているモノで、それを犯さないようにとすることで同時に法律を守っているのではないか。そこで日本にある「世間」という文化が我々日本人の法順守意識に大きな影響を与えているのではないかと仮説を立てた。また、「世間」という日本独自の文化との比較の為に、しばしば「個人主義」と比較される欧米、特にキリスト教との関係にも目を向ける。自然法と法実証主義、そして世間。これらを考察し、日本人の法に対する意識を明らかにしていく。 |
講評 | 日本人の法意識について検討した理論的論文。法と世間の関係等、興味深い論点について、より時間をかけた考察があればよかったのにと思う。 |
キーワード1 | 法律 |
キーワード2 | 世間 |
キーワード3 | 個人 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |