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学科 | 社会学科 |
年度 | 2023 |
ゼミ名 | 板垣 竜太 |
タイトル | アフターコロナ時代のマスク着用行動と心理的要因の分析?五類移行型政策後の社会的態度4象限の図による分析?" |
内容 | 2020年、新型コロナウイルス感染症が我々に大きな変化をもたらした。そして現在、私たちはアフターコロナ時代に生きている。本研究では、アフターコロナ時代のマスク着用における心理的要因に着目して分析を行った。先行研究や予備調査の結果、社交不安と同調意識の二つの変数が影響を与えていることが分かり、この二つを社会的態度と定義し、四象限の図を用いて分析した。さらにコロナ禍と非コロナ禍、双方での社会的態度に関数データを収集し、分析を行った。結果として、コロナ禍と非コロナ禍の社会的態度に相関関係があることが分かった。これまでの研究が主にコロナ禍の行動に注目していた点を考慮すると、アフターコロナ時代における心理的要因の影響をより全面的に理解する必要があることが示唆される。この分析は、マスク着用行動を理解する際に、感染症予防の観点だけでなく、個人の心理的、社会的背景を総合的に考慮することの重要性を強調している。" |
講評 | 新型コロナウイルス感染症の予防対策としてはマスク着用が重要な役割を果たしたが、5類感染症への移行にともない個人の判断に委ねるようになった。本論文は、マスクの着用に関わる個々人の判断が、それ以外の同調や社交性に関わる態度とどのように関係しているのかを探究した研究である。マスク着用に直結しない社会心理に目が向くまでに時間がかかり、やや荒削りな研究となったものの、非常時(コロナ禍など)の人々の行動が平時の社会心理の延長線上にあることが見えてきた点は重要な知見であるといえよう。 |
キーワード1 | マスク着用行動 |
キーワード2 | アフターコロナ |
キーワード3 | 社会的態度 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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