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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2023 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | フランスやその他のヨーロッパ諸国における、未成年と成人(18歳)難民に関する実態 |
内容 | フランスでは、毎年何万人もの若者が国の支援を受け、その中には児童福祉法に基づいた支援を必要とする若者難民が多く存在している。国の保護を受けるためには多くのステップを踏む必要があり、時には面接が不公平な場合もある。これらの若者は施設で受け入れられ、基本的な生活必需品や成人後のキャリアに向けたサポートを受けることができる。一方で、正規に認められていない若者も多く存在し、支援の必要な範囲は非常に広い。さらに、行政のサポートから離れた若者へのアプローチは限られており、フランスでは近年、退所支援を強化しようとしていますが、未だに取り残された若者が多く存在する。本項では、フランスの未成年者の状況を検討する。また、これを踏まえて、日本の社会福祉の分野においても参考となる提案を行う。 |
講評 | 江藤希彩 フランスやその他のヨーロッパ諸国における未成年と成人(18歳)難民に関する実態 フランスの若年難民の実態と支援のあり方について着目した。フランスで育ったことから得たフランス語の強みを生かし、多くのフランス語資料を参考にすることができた。また、実際難民を受け入れている児童養護施設での実習経験で得た情報も取り入れ、大変新鮮なテーマについてまとめ、考察した。ベルギーの比較を通して教育と職業訓練、心理的サポートなどフランスの課題を整理した。最後に日本における難民受け入れの問題と支援について触れているが、ぜひそこに焦点をあて理解を深めて欲しい。フランスの現場体験とフランス語資料を利用することにより、唯一無二の独自性のある論文を書きかげた。 |
キーワード1 | フランス |
キーワード2 | 児童難民 |
キーワード3 | 難民問題 |
キーワード4 | 移民問題 |
キーワード5 | 多文化共生 |
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