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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2023 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 「LGBTQ+の労働現場における諸課題と産業ソーシャルワークの展望」 |
内容 | 昨今, LGBTQ+の労働現場における課題の解決のため、 日本企業の Diversity &Inclusion(多様性と包摂の推進)政策に焦点が当てられている。 本研究では、すべての人が生き生きと働くことのできる社会を目指すため真の多様性実現を目的とし、今後の日本企業におけるD&I 政策の在り方と産業ソーシャルワーカーの展望について考察する。特に、企業における従業員のメンタルヘルスケアに対する支援が充実しているアメリカとの比較を通して,日本では未だ普及していない産業ソーシャルワーカーの雇用とEmployee Assistance Program(従業員支援プログラム)の導入を提案する。また、その中では無意識の偏見であるアンコンシャス・バイアスやマイクロアグレッションに注目し、組織に属する個人の在り方にも言及していく。これにより、すべての人がありのままの自分を表現することのできる職場環境の構築を目指す。 |
講評 | LGBTQ +にとっての就業環境の課題に着目し、労働現場での生きづらさを解消するための産業ソーシャルワークの役割を考察した。当事者に対するマイクロアグレッションの実態と日本企業のD&I(多様性と包摂の推進)政策の現状と課題を明らかにした。その解決策として産業ソーシャルワークの普及の必要性を日米の比較を通して丁寧に検証している。また、目指すべき最終ゴールはD&Iといった特別な言葉がなくても多様性が個性として尊重されることである、とし、説得力のある論文を仕上げた。 |
キーワード1 | LGBTQ+ |
キーワード2 | 産業ソーシャルワーク |
キーワード3 | D&I |
キーワード4 | マイクロアグレッション |
キーワード5 | EAP |
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