詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2023 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 地域共生社会実現のために、 助けを求める力が欠如した患者に対して求められる支援とは -セルフ・ネグレクトなど支援困難事例からみる- |
内容 | 本レポートはセルフ・ネグレクトに焦点を当て、支援拒否について研究したものである。セルフ・ネグレクトの特筆すべき特徴としてとらえられる支援拒否が「遠慮」や「気兼ね」の感情から引き起こされるケースがあるとセルフ・ネグレクトの実態調査で判明した。セルフ・ネグレクトの支援拒否が引き起こすリスクについて触れたことにより「自分を大切にすること」とは何か、助けを求める力が欠如した患者に対しても止められる支援とは何かを考察するため、その「遠慮」や「気兼ね」を引き起こす要因を認知行動療法やヤングケアラー、自傷・自殺に関する人々、生きづらさを抱える人々の支援から考察し、実際の事例にあてはめて考えたものである。また、本レポートではセルフ・ネグレクトと地域との関連性について触れており、地域共生社会の実現がセルフ・ネグレクトの予防や支援策となることも示唆している。 |
講評 | 様々な経験や背景にある障害、また長いこと抑圧された生活をしてきたことで、受援力が弱まり、助けてということが難しくなっている人々がいます。本人の自己決定という言葉だけでは、背景にあるその人がかかえている困難が見過ごされてしまうこと。こうした理解と学びを踏まえ、福祉の専門職としてご活躍されることを願っています。 |
キーワード1 | セルフ・ネグレクト |
キーワード2 | |
キーワード3 | |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |