| 詳細 | |
|---|---|
| 学科 | 社会福祉学科 |
| 年度 | 2023 |
| ゼミ名 | 永田 祐 |
| タイトル | 都市で働き子育てをする親が抱える課題と支援 ～アウェイ育児の状態の親の居場所～ |
| 内容 | 現在、孤独感が募っているなか子育てをしている「弧育て」という社会問題がある。その中でも都市部では、慣れ親しんだ土地から離れたところで子育てをし、近所に親族や親しい友人もおらず、不慣れな環境により孤独感や不安感を覚える状況での育児を指す「アウェイ育児」になりやすい現状がある。実際に都市部に住む８割以上が「アウェイ育児」を行っていると考えられている。 そこで都市で働きながら子育てができる支援について考察すること、「アウェイ育児」になり一人で不安を抱えるストレスフルな育児に対し、親の不安を軽減・解消し、一人じゃないと感じる居場所をつくることで楽しく子育てができる可能性について考察した。 「アウェイ育児」を行っている親にとって居場所として有効な子育て支援施設に定期的に参加し、相互交流を行い、他の親子ともつながりをつくれる「居場所」が求められることを明らかにした。 |
| 講評 | 都市での子育て、特にアウェイ育児と呼ばれる状況にある親の子育て支援について検討しました。都市部では、親に頼れず、子育て世代が孤立する｢孤育て｣が課題になっていますが、「孤」を解消するには、制度だけではなく、同じ立場の親を含む地域の多様な人とつながることができる｢居場所｣が必要になることを明らかにしています。面倒なつながりが疎まれる社会ですが、豊かなつながりを紡ぎ出す人材として活躍されることを期待しています。 |
| キーワード１ | アウェイ育児 |
| キーワード２ | 居場所 |
| キーワード３ | 子育て支援施設 |
| キーワード４ | 都市部 |
| キーワード５ | 弧育て |
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