詳細 | |
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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 阿形 健司 |
タイトル | 資格を持った女性の生き方 ―女性がサムライになる― |
内容 | リーマンショック以降の不況の影響で、大学生の就職難が叫ばれている。そのような中、「定年まで働かない」と根強く思われている女子学生は、苦戦を強いられている印象を受けた。4年制大学進学のために費やした教育投資を、女性は無駄にしてはいないだろうか。男女差が無く働き続けられる仕事はないのだろうか。 思いついたものが、「資格を持った働き方」だった。ここでいう資格とは、将来の職業に直結する国家資格であり、かつ一般的に取得が難関だといわれている士(サムライ)資格のことである。不況に伴った資格ブームの影響で女性受験者数は増え、合格者の増大という要因も資格保持者の増加に拍車をかけている。結婚・出産後も働き続けることが出来、かつ独立開業という可能性も秘めている士資格に興味を惹かれて、研究を進めた。 公認会計士として働く二人の女性への聞き取り調査の結果、就業機会の増加といった利点が見えてきた。一方で、一般企業と変わらないジェンダー問題を確認し、女性が公認会計士として働く実情に触れることが出来た。 |
講評 | 女性にとっての資格の効用について論じた論文。女性の就労に関わる資料と有資格女性に対する聞き取り調査をうまく接合して、自らの主張を説得的に示している。 |
キーワード1 | ジェンダー |
キーワード2 | 大卒女性 |
キーワード3 | 士(サムライ)資格 |
キーワード4 | 独立開業 |
キーワード5 | |
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