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学科 社会福祉学科
年度 2024
ゼミ名 廣野 俊輔
タイトル 人種差別・マイクロアグレッションの主観的な経験:被差別者の視点からの分析
内容 私自身の留学経験から、他者の発言や行動によって不快に感じた時に、それが差別なのかそれとも自身の捉え方の問題なのか悩ましい経験をした。それは人種差別の一種であるマイクロアグレッションというものであった。マイクロアグレッションは受け手の自尊心を攻撃し、怒りと失望を引き起こし、精神的活力を枯渇させる。また幸福感や、自分は価値ある存在だという感覚を低下させるのだ。このような侮辱や軽蔑はあまりにも日常的で、いたるところで見られるために、気づかれないことが多い。近年グローバル化が進む中、人種の壁を超え、尊重し合い、共生していく上で気づかれにくい差別の解決は重要であると考える。本論文ではマイクロアグレッションがいかに解決しづらく、厄介な問題であるかという点、マイクロアグレッションの加害者・被害者になった時の対処法を主観的な被害者の経験談のアンケート結果を用い分析している。
講評 自分の留学体験からマイクロアグレッションを粘り強く探求してくれました。他の概念との区別が難しいところでしたが自分なりに最後まで頑張ってくれました。
キーワード1 マイクロアグレッション
キーワード2 国際交流
キーワード3 留学
キーワード4 人種差別
キーワード5 文化の違い
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