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学科 社会福祉学科
年度 2027
ゼミ名 廣野 俊輔
タイトル 子どもの人格形成と養育環境
内容 世の中には、様々な性格や価値観、考え方を持つ人が存在する。人々は、遺伝的な違いや養育環境、教育、文化的な背景によって異なり、この多様性が人間社会を豊かにしている。こうした人格形成に関連して、近年、「愛着」の問題が取り上げられるようになった。従来、「愛着」は特殊な家庭環境で育った子どもの問題として扱われることが多かったが、一般の子どもに当てはまるだけでなく、大人にも広くみられる問題だと考えられている。安定した愛着形成は、個人の心理的及び社会的な発達に影響し、その人の自尊感情や対人関係の構築に繋がる重要課題とされる。本論文では、子どもの人格形成において、特に環境的要因に注目し、人々の生きづらさの原因を解析し、自尊感情と幸福感をあげるためにどのような支援が必要か、また、これからの将来を担う子どもたちにとってどのような養育環境・養育者との関係のあり方が理想的であるのかを考察する。
講評 家族関係が愛着形成のスタイルに与える影響を考えてくれました。近年子どもの親の養育態度や小さい頃の家族関係への注目は高まっています。最初の問題関心をよく貫いてくれました。
キーワード1 人格形成
キーワード2 愛着
キーワード3 養育者 
キーワード4 家庭
キーワード5 対人関係
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