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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 阿形 健司 |
タイトル | 新幹線が沿線地域にもたらす影響とは |
内容 | 来る2014年、東京と北陸地方を結ぶ北陸新幹線が開通することになる。新幹線が運行すれば、移動にかかる時間が短縮され、都市間の交流が活発化すると思われる。しかし、交流の活発化が必ずしもその都市に良い影響を与えるわけではない。例えば地方から都市に人が流出する、ストロー現象という問題がある。そこで私は、北陸新幹線と同じ目的で敷設された東北・上越・長野新幹線に注目し、国勢調査や都市の政策を調べた結果、その敷設により、地方都市でも人口の増減に大きな差があることが分かった。また、観光産業の面でもそれぞれの新幹線や都市の取り組みで、観光客の入込み数などに差が生まれることが判明した。そのような事例を基に、現在、北陸新幹線が停車する予定の地域がどのような政策に取り組んでいるのかを調べた。そしてその沿線地域が、観光産業と交通整備に力を入れていることが分かった。 |
講評 | 地域に根ざした問題意識に基づいて書き上げた論文。苦労して集めた資料と著者の主張との間の論理的結びつきが明快に提示されるとなおよかった。 |
キーワード1 | 新幹線 |
キーワード2 | 地方都市 |
キーワード3 | まちづくり |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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