詳細 | |
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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 阿形 健司 |
タイトル | 女性における労働と育児の両立 |
内容 | 近年、女性の社会進出が進んでいる。この流れは、今まで「女性」というだけで発揮できなかった仕事への能力を活用する良い機会である。しかし、女性には子供を産み、育てるという責任がある。かつては、女性は子供を産むのが当たり前であった。しかし1970年代に男女平等の重要性が認識され、それに伴う取り組みが始まり、1986年には男女雇用機会均等法が施行された。それから現在に至るまで女性労働に関わる様々な政策が実行されている。その一方で、近年出生率は低下し、夫婦はより子供を持たなくなった。最近は子供を産まない選択をする女性もいる。しかし、未だに女性就業者の7割が結婚・出産を機に退職している。これは女性が望んでいるライフコースなのか。女性のライフコース選択の理想と現実、女性の結婚、出産、仕事についての考え方などを見ていきたい。そして近年、企業は優秀な女性の人材を確保するためにも「ファミリー・フレンドリー企業」であることをアピールしているが、女性が本当に仕事を続けられる社会を作るにはどのような対策が必要なのか、この論文を通して考えたい。 |
講評 | 女性の多様なライフコースに焦点を当てた論文。多角的に収集した統計資料と文献資料の的確な読解に基づき説得的な議論を展開している。 |
キーワード1 | 男女雇用機会均等法 |
キーワード2 | 出生率低下 |
キーワード3 | 両立支援 |
キーワード4 | 学童保育サービス |
キーワード5 | |
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