詳細 | |
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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 阿形 健司 |
タイトル | 労働者の健康管理における産業医制度 |
内容 | 「働く」ことは経済を支え、また労働者個人の生活、家族の生活を支えることであるだろう。また、我が国において労働は時間的制約も大きくなりがちであり、加えて、産業構造やIT化、国際化など就業環境は目まぐるしく変化している。それに伴い、労働者の健康管理は雇用する企業にとっても非常に重要だと考える。健康管理に関して労働安全衛生法は一定数以上の労働者を抱える事業場に対して「産業医制度」として産業医を選任する義務を課している。産業医とは労働者の健康管理対策の中枢を担う存在である。変わりゆく就業環境及び生活の乱れなどを背景にして労働者の健康を中立的な立場より、維持させる義務があるだろう。しかし、本制度が1972年に制定されても、多くの労働者が産業保健サービスを受けることができていない現状がある。私は本論文で、全ての労働者が産業保健サービスを受けるために何が必要なのか考察する。 |
講評 | 産業医制度の実態と問題点についてまとめた論文。渉猟した資料と独自の聞き取り調査から説得的な議論を展開している。 |
キーワード1 | 産業医制度 |
キーワード2 | 労働安全衛生法 |
キーワード3 | 産業保健サービス |
キーワード4 | 企業共同労働医療機関 |
キーワード5 | |
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