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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2023 |
ゼミ名 | 冨田 安信 |
タイトル | 働き方の多様化による「活躍」のあり方の変化 |
内容 | 本論文では、昨今日本政府が政策の中核に置く、女性活躍の現状について明らかにした上で、「活躍」の再定義と多様な人材が活躍する方法について考察する。女性活躍推進の最大の目的は、少子高齢化に伴うさまざまな課題を克服するための一つの重要な方法になりうることである。女性活躍を測る指標の1つが管理職比率であり、日本の女性管理職比率は低く、その原因として女性の昇進意欲が低いことが指摘される。しかし、国際比較をすると日本は男女ともに昇進意欲が低く、職場に昇進意欲を妨げる要因があると考えられる。また、女性管理職比率は「女性が活躍しているかどうか」の指標というより、「職場において男女が同等の状況に置かれているか」の指標である。「女性活躍」という言葉をどのように理解するかが、男女同等の働き方を実現するために重要である。また、管理職だけがキャリアの到達点ではなく、労働者一人ひとりに目指すキャリアの到達点が存在するはずである。労働者は満足度向上のために主体的なキャリア形成を行っていく必要があり、企業側は労働者の生産性を向上させるためにキャリア開発を行うべきである。 |
講評 | 女性管理職比率が女性活躍の指標として使われていることに疑問を感じて調べていくうちに、女性管理職比率は職場で男女平等がどれだけ実現しているかの指標であることを再認識した。その思考プロセスが書かれている。 |
キーワード1 | 女性活躍 |
キーワード2 | 管理職 |
キーワード3 | 多様化 |
キーワード4 | キャリア開発 |
キーワード5 | |
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