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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2023 |
ゼミ名 | 冨田 安信 |
タイトル | 就活の歴史とインターンシップからみた就活の早期化・長期化の要因 |
内容 | 本論文では、就職活動における早期化及び長期化の要因について就職活動の歴史的な観点とインターンの役割、歴史、定義という観点から明らかにする。就職活動の現状として、政府の「就職・採用活動に関する要請」には、2024年度卒業・修了予定者等に対し広報活動開始は卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降、採用選考活動開始は卒業・修了年度の6月1日以降、そして、正式な内定日は卒業・修了年度の10月1日以降と定められている。しかしながら、現状として、政府の要請する採用選考活動開始時期よりも早い時期に早期選考やインターンシップと称して採用選考活動が行われている。特にインターンシップに関しては、2023年度から大学生等のインターンシップの取り扱いが変更されるため、就職活動の早期化や長期化はより進行していくことが予想される。しかし、早期化や長期化の要因には、これまでの就活ルールの曖昧さや政府と企業とでのインターンシップに対する捉え方に違いにある。こうした状況から、今後、大学生は就職活動に際してより早い段階から準備を進めていく必要があり、大学等の教育機関は就職支援を強化していく必要性があるだろう。 |
講評 | 新卒採用を目的としたインターンシップを実施する企業が増えており、それが早期化している。就職協定が廃止されて就活ルールがなくなったこと、政府はインターンシップを教育目的だと考えて実態と合わないことが、早期化をもたらしていることがわかった。 |
キーワード1 | 就活 |
キーワード2 | 早期選考 |
キーワード3 | インターンシップ |
キーワード4 | 早期化 |
キーワード5 | エントリーシート |
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