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学科 産業関係学科
年度 2023
ゼミ名 冨田 安信
タイトル 日本的雇用制度の今後-金融機関の現状を踏まえてー
内容 近年、多くの日本企業が日本的雇用制度からの脱却、そして、新たな雇用制度の導入を進めている。これはグルーバル化や少子高齢化などの影響で従来の日本的雇用制度が機能しなくなっていることが原因だと考えられる。しかしながら、従来の日本的雇用制度は日本社会の土壌や文化に適しているところがあり、時代の変化に合わせてそこから完全に脱却し、新たな雇用制度を導入することが最適であるとも言いきれない。そこで本論文では、今後の変化が激しく予測が困難な時代に対応していくため、日本における今度の雇用制度の姿として、従来の日本的雇用制度と新たな制度を共存させたハイブリッド型の雇用制度を企業独自に構築していくことを提唱した。また、日本における今度の雇用制度の在り方を考える上で、私自身が卒業後就職する金融業界と日本的雇用制度の関係性、金融機関の新たな人事制度についても分析し、そこで得た知見も組み込んでいる。
講評 企業を取り巻く環境変化に応じて、日本的雇用制度のうちで変わっていくもの、変わらないものは何かを考察した。金融業では、顧客ニーズの多様化・高度化にともない、従来のジェネラリスト育成から、スペシャリスト育成に変わりつつある。
キーワード1 日本的雇用制度
キーワード2 長期雇用
キーワード3 ハイブリッド型雇用制度
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