詳細 | |
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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 冨田 安信 |
タイトル | 「若年層の職業訓練-ドイツのデュアルシムテム」 |
内容 | 先進諸国が軒並み若年層の失業率に悩む中でドイツの若年失業率は低く、それはデュアルシステムと呼ばれる職業訓練制度のためではないかと言われている。その背景にあるドイツの学校教育制度や資格制度を調べることで、日本の若年層の失業問題を解決する手掛かりが得られるのではないかと思う。デュアルシステムとは、職業訓練学校での教育と企業での訓練実習の2つ(デュアル)によって構成された職業訓練である。日本の一般的な職場体験やインターンシップとは違い、職業訓練は長期間にわたり、企業での訓練実習のための準備授業もある。他のヨーロッパ諸国に比べてドイツは、このデュアルシステムのために若年失業率を低く保つことができた。そのため、他のヨーロッパ諸国もデュアルシステムを取り入れようとしている。ただ、ドイツでも、このデュアルシステムに参加できない若者がいること、デュアルシステムを修了しても就職てきない若者があることが大きな問題となってきている。 |
講評 | 産業関係学科では学生にどんどんレポートを書かせますが、それに慣れてしまって、「2,000字くらいのレポートなら、パソコンの前に30分も座っていれば書ける」と安易に考えてしまう学生がいるようです。そんな気持ちで卒業論文を書き始めてしまうと、学生も教員も苦労します。今年度のゼミ紹介には、「3回生のときにレポートを書く楽しさを経験してもらい、それを卒業論文の執筆につなげたい」と書いたのですが、看板倒れに終わりました。来年度はなんとかやってみたいと思います。 |
キーワード1 | ドイツ |
キーワード2 | 職業訓練 |
キーワード3 | デュアルシステム |
キーワード4 | マイスター制度 |
キーワード5 | |
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