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学科 産業関係学科
年度 2023
ゼミ名 松山 一紀
タイトル 労働環境における男女差の現状
内容 本論文では、労働環境においての男女差について、埋めるべきであるという立場で論じている。そのために、第二章では、歴史的に如何にして労働環境の男女は移り変わってきたのかという流れを記載している。その記載する期間を第二次世界大戦中から男女雇用機会均等法制定し、その改正までを述べてきた。第三章では、男女差が発生する原因について、賃金、女性管理職の割合、労働に取り組む状態の三つの状態がどのように関係していて、どのような対応を講じるべきかを考えることができるのかを考えるための原因について述べた。第4章では解決策の一つであると考えられるポジティブアクションについて、企業が主導して導入するときと、国家が主導して導入するときの二つの場合に分けて考えた。企業主導である場合は実際にポジティブアクションを講じている企業社員にインタビューすることができ、講じることで発生することが危惧されるリスクを認識することができた。そのリスクに対しての解消する方法を示したうえで、実際にその解消する方法を行っている企業を提示した。
講評 労働環境における男女差について、歴史的変遷などを踏まえて、その問題原因に迫っている。特に、男女雇用機会均等法制定以前と以後で、どのような変化があったのかについて、詳細に調べており、読み応えのあるものになっている。ただ本文のなかで、さりげなく、独自に実施した聞き取り調査結果について触れているが、できれば対象者をもう少し増やし、質問内容を充実させたうえで、調査研究の体裁をとることができていれば、なおよかったと思われる。
キーワード1 男女差
キーワード2 ジェンダーギャップ指数
キーワード3 ポジティブアクション
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