詳細 | |
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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2023 |
ゼミ名 | 三山 雅子 |
タイトル | メンバーシップ型雇用とジョブ型雇用の融合 |
内容 | 現代の日本は経済成長が著しく低下していることに加えて、賃上げがされていないことや同一労働同一賃金などの労働問題が多く見られるような状態にある。正規雇用労働者においては、長時間労働問題や終身雇用による昇進・昇格の難しさなどが問題になっている。一方非正規雇用労働者においては、正規雇用労働者との格差やその処遇の低さが問題となっている。私自身は、メンバーシップ型雇用は利点も多くあり、完全にジョブ型雇用に移行すれば問題がなくなるとも考えておらず、また、社会に根付いてきたものを突然刷新するということは混乱を招きかねないため、完全移行するとしても段階的な移行をするべきであると考える。そこで、労働者側が使用者側に意思表示する行動を起こすための労働組合の変革が必要であると考える。具体的には、産業別労働組合と従業員代表機関の両立である。産業単位で最低賃金や処遇の基準を作ることで、労働者の処遇改善と健全な経済競争が行われるようになると考える。 |
講評 | テーマ設定に時間がかかったため、考察部分に自分の言葉が少ない。しかし、日本経済停滞の原因を、労使関係から探ろうとする視点は産業関係学科ならではのものと評価できる。 |
キーワード1 | メンバーシップ型雇用制度 |
キーワード2 | 正規雇用労働者 |
キーワード3 | 非正規雇用労働者 |
キーワード4 | 労働組合 |
キーワード5 | |
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