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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2023 |
ゼミ名 | 三山 雅子 |
タイトル | 労働時間問題~労働時間と時間外労働時間を取り巻く環境~ |
内容 | 時間外労働や長時間労働をはじめとする労働時間問題は現代において大きな問題となっている。これらの問題に対し、様々な議論がなされ、政策や制度が作られてきた。しかし今もなおこの問題は解決されることなく、依然として大きな問題として残っている。本論文においては、労働時間問題の制度面の課題に加え、労働時間問題が引き起こす健康被害などについても分析し、さらに時代ごとの変化を捉えて今後どのようにこの問題について取り組むべきかを述べた。バブル期における労働環境について取り上げ、現在と比較した結果、バブル期の労働時間は2000年代以降に比べ長かったことがわかった。にもかかわらず現代にみられる働き方改革のような国レベルの政策として、労働時間に関する取り組みが行われ始めたのは近年のことである。しかしこのような政策が実行されても、なお解決できていないというのが現状である。これは、制度面に課題点が多く残されていることによるものである。次いで長時間労働によって引き起こされる諸問題に触れ、さらに今後の取り組みについて、時代ごとの労働者の意識を踏まえつつ分析・論述した。 |
講評 | 産業関係学科で学ぶ中でもっとも興味をもった事柄をテーマにしたという意味で卒論らしい卒論である。しかし、もう少し時間をかけて執筆したならば、よりわかりやすく明晰な卒論になったと思う。その意味でも卒論らしい卒論であった。 |
キーワード1 | 長時間労働 |
キーワード2 | 時間外労働 |
キーワード3 | 過労死ライン |
キーワード4 | 働き方改革 |
キーワード5 | |
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