詳細 | |
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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 冨田 安信 |
タイトル | 福利厚生のこれから |
内容 | 従業員ごとに抱える、あるいは備えなければならない課題が多様化し、企業が自前で解決策を用意することが難しくなる中で、施策の展開方法も多様になっている。これらの施策の共通点は、従業員の自助努力を支援する点にあり、カフェテリアプランなどの導入も同じ流れにあると考えられる。福利厚生も画一的なメニューから従業員個人のニーズに着目したきめ細かい内容へと重心が移ってきたである。 グローバル化の進展による激しい国際競争が続き、経営の効率化が強く求められる一方で、少子化・高齢化の進行などにより、法定福利費の増加は続いており、企業の成長を考える上では総額人件費管理の徹底は不可欠となっている。このため、福利厚生費を増加できる環境にはないことから、施策を展開するにあたっては、限られた原資の中で効率的に最大の効果を得るための努力を続けていかなければならない。 第一章では、企業福利厚生の存在意義と歴史、役割を述べ、第二章では、現在の福利厚生のあり方と法定外福利厚生の内訳をまとめ、第三章では最近の福利厚生の変化と海外からみた日本の福利厚生の特色を述べる。そして、第四章では、実際に企業で行われていた福利厚生を挙げ、問題点と改革後の再構築事例を述べる。 |
講評 | 産業関係学科では学生にどんどんレポートを書かせますが、それに慣れてしまって、「2,000字くらいのレポートなら、パソコンの前に30分も座っていれば書ける」と安易に考えてしまう学生がいるようです。そんな気持ちで卒業論文を書き始めてしまうと、学生も教員も苦労します。今年度のゼミ紹介には、「3回生のときにレポートを書く楽しさを経験してもらい、それを卒業論文の執筆につなげたい」と書いたのですが、看板倒れに終わりました。来年度はなんとかやってみたいと思います。 |
キーワード1 | 法定福利厚生 |
キーワード2 | 法定外福利厚生 |
キーワード3 | 自助努力 |
キーワード4 | ニーズ |
キーワード5 | 任意性 |
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