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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2023 |
ゼミ名 | William.R.STEVENSONⅢ |
タイトル | The Solution to The Successor Issue of Kado ーFrom an Historical and Cultural Education Point of Viewー |
内容 | 近年、国民の華道離れによって継承者問題が深刻になっている。本論の目的は、華道の歴史と成り立ちについて理解を深めることを通して、現代の社会がこの問題を解決し華道文化を継承していくためにどのように動くべきかについて考察することである。文献調査を通して華道の歴史と成り立ちを調査し、文化庁地域文化創成本部事務局が行なった「生活文化調査」を元に現代の社会と華道の関わりについて分析を行なった。分析を通して、華道が時代の変化に応じて社会に馴染むように形を変えていたことが分かった。時代の移り変わりと華道の関係性についての調査と現代における華道の在り方を照らし合わせ、華道文化の保存のために現代の日本社会がどう動くべきかについて考えた。そして現代の華道離れを阻止するためには若い世代に華道と触れ合う機会が必要であり、学校教育での文化教育が最も効果的であるという結論に至った。一般財団法人池坊華道会が学校教育で行なっている「花育」についても取り上げ、学校教育を通しての取り組みの効果がすでに現れているということも分かった。 |
講評 | How can we preserve traditional cultural practices without turning them into artifacts? Is it even possible? Mitsuki convincingly argues that Kado is worth preserving and that introducing the tradition as a school activity will not only revitalize the practice but also resolve the successor issue. Hoping that she is correct! |
キーワード1 | 華道 |
キーワード2 | 教育 |
キーワード3 | 文化継承 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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