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学科 教育文化学科
年度 2023
ゼミ名 兒島 明
タイトル 生涯教育としての健康スポーツの指導方法 ピラティスとヨガについて
内容 本論文は、日本における生涯教育の低さの要因と改善策を明らかにすることを目的として作成したものである。生涯教育の一つであるスポーツの学びにおいて近年若者をはじめとして人口が増加しているヨガ、ピラティスの運動者と指導者にインタビュー調査を行った。第 3 章では、インタビュー調査に基づいて運動者の実態と運動実施を継続するための要因について述べている。さらに、指導者による継続のためのサポートがどのようなものかについて述べる。これらの調査によりスポーツには学校でのスポーツのイメージが強く社会人での学び直しに躊躇いがあることがわかり、これらが生涯教育の低さの要因であると考えられる。そのため、それらのイメージを取り除き指導者によるサポートを多様化することが生涯教育の低調の課題を改善するものであると考える。   
講評 生涯教育としての健康スポーツの可能性について、ヨガやピラティスを実践する現場の視点から考えようとした論考です。健康スポーツスタジオに集う運動者・指導者双方へのインタビュー調査を通じて、健康スポーツを持続可能なものとする条件を、日常性、コミュニティづくり、レベルの適合性の三点に整理しており、単に運動を提供する場所にとどまらないスタジオの可能性に言及しています。また、生涯教育としてのスポーツへの参加が低調であることの要因に学校スポーツがあるとの指摘は、学校教育の見直しにもつながります。
キーワード1 生涯教育
キーワード2 健康スポーツ
キーワード3 指導法
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