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学科 メディア学科
年度 2023
ゼミ名 小黒 純
タイトル 映画『生きる』と『Living』の比較
内容  黒澤明監督の映画『生きる』とそのリメイク作、『Living』を比較した。オープニング、エンディング、「夜遊びが始まってから歌を歌うまで」、「警察官が話してから歌を歌うまで」の4つのシーンをピックアップし、時間・出来事・場所・詳細の4つの項目を基に分析した。
 比較した結果、オープニングとエンディングは『Living』の方が長いが、物語自体は『生きる』の方が長いことが分かった。そして『Living』が『生きる』にある出来事やセリフをかなり省いていた。『生きる』に無い場面が『Living』に加えられていることもあった。
 映画において大事な役割を担う主題歌が違い、歌詞の意味も違うことが分かった。
 相違点の方が多い印象を受けたが、ストーリー全体の大まかな話の流れや出来事は同じであった。細かい演出が再現されているものも数多く見受けられたため、『生きる』と『Living』の2作品は似ていると言える。
 そして、映画が我々に伝えているメッセージは同じである。『Living』の脚本家、カズオ・イシグロの黒澤明に対するリスペクトと名作『生きる』への愛が詰まった作品であった。
講評
キーワード1 映画
キーワード2 「生きる」
キーワード3 「Living」
キーワード4 比較
キーワード5 リメイク作
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