詳細 | |
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学科 | メディア学科 |
年度 | 2023 |
ゼミ名 | 小黒 純 |
タイトル | 児童虐待事件をめぐる新聞報道 ―目黒区女児虐待死事件を事例に― |
内容 | 本研究では、目黒区女児虐待死事件を報道した全国紙3紙をもとに、児童虐待事件の報道について検討した。 まず、記事の内容分析を行うことで、新聞社ごとの事件の取り上げ方の特長を分析した。 また、期間ごとの記事内容を調べ、事件発生から現在に至るまでの事件の取り扱われ方の変化について分析した。 次に、記事で言及されている対象を明らかにすることで、新聞社が児童虐待事件の責任を加害者である両親と行政両方に求めていることが分かった。 最後に、記事で指摘された行政の支援の不備の内容について、児童虐待支援の主な課題がおおむね適切に指摘できていることが分かった。一方で、司法に対する指摘については不十分であることも明らかになった。また、報道の特長として、行政による支援の課題について、新聞社が責任が大きいと認識した切り口から報道されることが分かった。 児童虐待事件を報道するにあたり、家庭の状況だけでなく、行政の支援についても着目しながら、再発防止に向けた報道が行われていくことを期待する。 |
講評 | |
キーワード1 | 報道 |
キーワード2 | 新聞記事 |
キーワード3 | 児童虐待 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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