詳細 | |
---|---|
学科 | 社会学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 鯵坂 学 |
タイトル | 岸和田だんじり祭りと地域 ―9月祭礼と10月祭礼を比較して |
内容 | 岸和田だんじり祭りを、9月祭礼と10月祭礼に分けることができる。9月祭礼を行う岸和田地区と10月祭礼を行う八木地区に焦点をあて、相違点や特徴を比較した。比較を行うために両地区の祭礼に参加して、フィールドワーク調査を行った。さらに、長年だんじり祭りに関わってきた人にインタビューを実施した。本稿はそれらを分析してまとめたものである。岸和田地区のだんじり祭りは、観光化に積極的だ。一方で八木地区は、観光化には消極的である。同じ市内にも関わらず、観光化への考え方が異なる要因は、それぞれの地区におけるだんじり祭りの意義にある。岸和田地区は、流行病退散と藩主を喜ばせることだ。一方、八木地区は、五穀豊穣と久米田池を築造した行基への感謝と地域の結束を固めること。両地区の祭礼運営組織・観光化に対する考え方・歴史などの点を比較した上で、それぞれの祭りの意義が、祭りにどのような影響を与えているのかを明らかにした。 |
講評 | 結果として卒業論文の完成度にはかなりの差が見られた。もう少しで修士論文並みになるような高度なものと、先行研究や資料の一部を引用しただけの「つまらない」ものがあった。卒論で明らかにする課題をしっかり持ち、先行研究を的確に理解し、それに基づいて明確な分析枠組みを持っていたかどうかが、卒論の出来不出来の要因となった。その差異の原因は、就職活動の終了の時期による時間的なものあったが、大学生活最後の作品である卒論に取り組む各自の姿勢が大きかったのではと推察している。時間があったのに適当に論文をまとめた人、時間的に困難があっても、フィールド・ワークや資料収集にしっかり取り組んだ人もあった。 なお、3回生までの社会学科の授業の内容をあまり吸収していないと思われる論文もかなりあった。また、論文を書く視点が自己の日常的な経験に留まり、錯綜する現代社会を理解しようとする社会学的想像力が身についていないのでは、と感じられる論考もあった。 |
キーワード1 | 岸和田市 |
キーワード2 | 観光化 |
キーワード3 | 地域密着 |
キーワード4 | 9月祭礼 |
キーワード5 | 10月祭礼 |
戻 る |