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学科 社会学科
年度 2008
ゼミ名 鯵坂 学
タイトル 本州四国連絡橋の地域に与える影響 ―特に、瀬戸大橋、香川県を事例として―
内容  瀬戸大橋が完成し、今年(2008年現在)で20年になる。瀬戸大橋の架橋により四国地域に住む人々の利便性は高まった。その結果、本州四国間の交通は天候に影響を受けることが少なくなり、橋のなかった頃に比べ、格段に安定したといえる。そして、船の時刻表を気にすることもなく四国から、本州に渡れるようにもなった。
 しかし、莫大な費用と、時間をかけて作られた、この橋は、本当にその建設にかけた時間、費用に見合うだけの効果を発揮しているのだろうか。このレポートでは、本州四国連絡橋が関連地域(特に四国地方)にもたらした影響について、考察していきたいと思う。
 本州四国連絡橋を考える上で、最も問題としてあがるのは、通行料金の問題である。本四連絡橋の通行料金については再考の余地があるだろ。
 次に本州四国連絡橋の地域に与える影響について考えてみたい。本州四国連絡橋の完成によって、四国の人々の通勤・通学圏は拡大したと予想していたが、実際に調査してみると、広がったとは言い難かった。
 本四連絡橋については、まだまだ考えていかねばならないだろう。
講評 08年度の卒論は、かなり充実したものと未熟なものとの差が目立ったことが特徴です。その違いが生じた原因は、夏休みまでに、文献研究では先行研究の基本文献をしっかり読みこみ、次の課題が確認できていたかどうか、また調査研究では調査の課題や調査対象者やインフォーマントとのを関係(ラポール)を作れていたかどうかに、あったと思います。
キーワード1 本四連絡橋
キーワード2 料金問題
キーワード3 通勤通学圏
キーワード4  
キーワード5  
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