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学科 | 社会学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 鯵坂 学 |
タイトル | まちづくりと市民団体の世代による推移 ――滋賀県近江八幡市―― |
内容 | 1970年代、滋賀県近江八幡市、八幡堀の復活を中心のするまちづくりはどのような経緯でわれたのか。また、それを支える多くの市民団体は高度経済成長期とその後のグローバル化という時代の変化を背景に、どのように推移してきたのか。八幡堀の復活の起点となった近江八幡青年会議所の活力の低下や、他のまちづくり団体にも共通してみられる市民団体の高齢化。その原因を市民団体で活躍する20代~70代の男女8人に世代別インタビューをおこなうことで見出した。定年退職後の団塊の世代にとって市民団体は居場所であり、自分の力を発揮できる場所でもあった。そのため、60代~70代に活気があり、グローバル化によって同郷意識が薄れた20代~30代の若者は決してまちづくりに積極的とはいえない。まちづくり団体の今後の課題は、どのように若者に参加してもらうかという点であり、若者のまちづくり参加が希薄な現在、歴史を継承していくことに不安を抱える人も多い。 |
講評 | 08年度の卒論は、かなり充実したものと未熟なものとの差が目立ったことが特徴です。その違いが生じた原因は、夏休みまでに、文献研究では先行研究の基本文献をしっかり読みこみ、次の課題が確認できていたかどうか、また調査研究では調査の課題や調査対象者やインフォーマントとのを関係(ラポール)を作れていたかどうかに、あったと思います。 |
キーワード1 | 近江八幡 |
キーワード2 | 八幡堀 |
キーワード3 | まちづくり |
キーワード4 | 市民団体 |
キーワード5 | |
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