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学科 社会学科
年度 2010
ゼミ名 鵜飼 孝造
タイトル 遊びの変化とその影響 ―遊ぶ子どもから遊ばされる子どもへ―
内容  遊ぶ行為に対し、ある定義付けを行ったロジェ・カイヨワ。本稿では、彼の言葉をかりながら、戦時中の日本から現在に至るまで、子ども達の遊びがどのように変化してきたのかを探る。遊びの変化を追うと共に、公園での遊びとは何か、おもちゃを使っての遊びとは何か、を探る。そして、ファミコンの発売以来、テレビゲームが遊びの世界へと登場することで大きく変化した子ども達の遊びの風景、その流行の背景と子ども達に与えてきた影響を考え、遊びとしてのテレビゲームを考える。
 大きく移り変わってきた遊びと子ども達の様子を探り、それぞれの特徴を掴み、そしてそれらを比較し、真の遊びとは何かを探り、戦後日本の公園遊びを参考に、今後日本の遊びの在り方を考える。
講評  著者は大学生活をつうじて子どもと遊びながら音楽を演奏するサークル活動をしていて、そんな感覚が随所に顔をだしているのだが、何とも不器用というか、まとまりの悪い論文だった(苦笑)。この著書のいいたいことは遊びそのものというよりも、子どもの遊びと病気、あるいは遊びと治療といった境界領域にあるようだ。たしかに子どもは実はいつも病気がちだったり精神的に不安定だったりする。そんな視点から遊びを考えようとしているのは、さすがだと思った。
キーワード1 遊び
キーワード2 ファミコン
キーワード3 コミュニケーション
キーワード4  
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