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学科 | 社会学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | ダンスを媒介にしたコミュニティの役割 ―クラブ・ワークショップ・スポーツ応援を踏まえて― |
内容 | 第1章ではダンスの歴史的背景と変遷、またダンスと共にテーマとして挙げたコミュニティの定義を行った上で、ダンスの社会的役割を論じる。その具体例として、元々型に決まった観客に見せるための踊りしか知らなかった私自身のダンスにおける認識が180度変化したであろう、クラブハウスの歴史的変遷を述べる。そして、熱狂的なクラウドとしてのダンスに興じる人々の中における、一晩限りのコミュニティ形成について述べる。第2章では、上記の私自身の実体験に基づいて、同志社大学で開催されたダンスワークショップの記録と、考察を行う。そして第3章では、現在私が所属しているbjリーグ京都ハンナリーズのチアリーダーとしての活動を通して、同じチームを応援するという共通意識を持って集合した集団が、BGMに乗せ同じ動作を行う上で形成されるコミュニティに着目する。そして最後に第4章では、これら広義から狭義までのダンスに秘められたコミュニティ形成としての役割と、これからのダンスの可能性について論じる。 |
講評 | 毎年でもないのだが、チアラーからよさこいまで、ダンス(踊り)をテーマにした卒論によく出会う。しかしこの著者は、フラダンスのサークルで活躍しているかと思えば、障害をもつ人たちとのダンスワークショップに取り組み、あるいはbjリーグというプロバスケットチームのチアもやっていて、とにかく「マルチ・ダンサー」なのである。そんないろいろなテーマをどうまとめるのだろうかと思っていたら、「コミュニティ」というではないか。社会学もやっているのだなと、うれしかった。 |
キーワード1 | ダンス |
キーワード2 | コミュニティ |
キーワード3 | ノンバーバル |
キーワード4 | 熱狂 |
キーワード5 | コミュニケーション |
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