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学科 | メディア学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | ブランドコミュニケーションからみる同志社大学 |
内容 | 同志社大学の学生募集の取り組みについて、入試広報などのブランドコミュニケーションの視点から論じている。大学全入時代に突入し、現在日本の大学は受験生獲得競争の渦中となり、この競争で重要となるのが大学におけるブランドコミュニケーションである。そこで本論文では同志社大学のブランドコミュニケーションの実態を分析するとともに、競合校、ターゲットである受験生の実態も分析した。その結果同志社大学が重視して伝える情報と、受験生が求める情報にズレがあるとわかった。本論文で定義した同志社大学のターゲットは「就職に強い大学の中でキャンパスライフを充実・エンジョイしたい」と考えている学生であり、彼らは新島襄や大学の歴史にまつわる情報よりも、就職にまつわる情報を求めると同時に生の大学生活情報を求めている。そこで「卒業後につながる大学生活」を伝える施策が必要だと結論付け、その具体的な提案を行った。 |
講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、主に広告論の観点からブランド広告、環境キャンペーン、音楽アーティストや小説のブランディング、ドラマの広告・PR効果、都市や大学のブランドコミュニケーション、企業の広告戦略など幅広い領域が扱われます。これらのテーマに関して、あくまで生活者視点に立った受け手の深層心理=インサイトをベースに具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、基礎としてゼミ生がゼミにおいて様々な広告を分析するケーススタディを学んだ上で、実際の広告主にビジネスレベルでの広告キャンペーンを企画・立案、他大学の広告ゼミをライバルに競合プレゼンテーションした経験を背景にして書かれています。そのような意味で理論やデータを現実にしっかりと反映するアカデミックな研究とビジネス思考との融合を目指した意欲的な卒論であるということができます。 |
キーワード1 | 大学 |
キーワード2 | ブランド |
キーワード3 | 同志社 |
キーワード4 | 受験 |
キーワード5 | 高校生 |
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