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学科 | メディア学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | 『い・ろ・は・す』の広告表現に見る、現代の生活者が求めるエコ活動 |
内容 | 2009年度ミネラルウォーター出荷量が8年振りに前年比減となった中、2009年5月に発売された「日本コカ・コーラ」の新ミネラルウォーター・ブランド『い・ろ・は・す』は97日で1億本、1年で3億本売り上げるヒット商品となった。これまでヒットしたエコ商品は少ない。エコを全面に押し出した『い・ろ・は・す』の広告表現の特徴から、現代の生活者のエコ意識やどのようにエコ活動に参加したいと思っているのかを読み説く。第1章では『い・ろ・は・す』が生まれるまでのミネラルウォーターの歴史について、第2章では『い・ろ・は・す』の商品特長について、第3章では『い・ろ・は・す』の広告表現における3つの特徴と『い・ろ・は・す』がターゲットにした生活者のエコ意識について述べ、最終的にエコ商品が生活者に受け入れられるためには何が必要なのか言及する。 |
講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、主に広告論の観点からブランド広告、環境キャンペーン、音楽アーティストや小説のブランディング、ドラマの広告・PR効果、都市や大学のブランドコミュニケーション、企業の広告戦略など幅広い領域が扱われます。これらのテーマに関して、あくまで生活者視点に立った受け手の深層心理=インサイトをベースに具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、基礎としてゼミ生がゼミにおいて様々な広告を分析するケーススタディを学んだ上で、実際の広告主にビジネスレベルでの広告キャンペーンを企画・立案、他大学の広告ゼミをライバルに競合プレゼンテーションした経験を背景にして書かれています。そのような意味で理論やデータを現実にしっかりと反映するアカデミックな研究とビジネス思考との融合を目指した意欲的な卒論であるということができます。 |
キーワード1 | 広告 |
キーワード2 | エコ |
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