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学科 | メディア学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | ルイ・ヴィトンのブランド戦略について |
内容 | 日本において高級ブランドといえば、名前が挙がるのはルイ・ヴィトンだろう。日本人女性の四割が何らかのルイ・ヴィトン製品を持っており、出回っている製品数は数千万規模ともいわれている。実際、街を歩けばルイ・ヴィトンの製品を持った女性を見かけない日はない。 ルイ・ヴィトンの製品は、生産コストをはるかに上回る高価格設定にもかかわらず、大量に売れている。その理由は、商品イメージの創出・維持が大きな要因だろう。 そこで、本論文では、なぜルイ・ヴィトンがこれほど多くの人々を魅了しているのかを、特に広告戦略に視点を当てて論じていく。そのために、第一章、第二章ではルイ・ヴィトンがいかなるブランドであるのか、またどのような価値をもったブランドなのかを考察していく。そして第三章では実際の広告戦略を通して、ルイ・ヴィトンがどのようなメッセージを送っているのか、また情報の受け手はいかにそのメッセージを受けっとっているのかを考察することで、ルイ・ヴィトンの人気の秘訣を研究していく。 |
講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、主に広告論の観点からブランド広告、環境キャンペーン、音楽アーティストや小説のブランディング、ドラマの広告・PR効果、都市や大学のブランドコミュニケーション、企業の広告戦略など幅広い領域が扱われます。これらのテーマに関して、あくまで生活者視点に立った受け手の深層心理=インサイトをベースに具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、基礎としてゼミ生がゼミにおいて様々な広告を分析するケーススタディを学んだ上で、実際の広告主にビジネスレベルでの広告キャンペーンを企画・立案、他大学の広告ゼミをライバルに競合プレゼンテーションした経験を背景にして書かれています。そのような意味で理論やデータを現実にしっかりと反映するアカデミックな研究とビジネス思考との融合を目指した意欲的な卒論であるということができます。 |
キーワード1 | ルイ・ヴィトン |
キーワード2 | ブランド |
キーワード3 | 伝説 |
キーワード4 | 広告 |
キーワード5 | |
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