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学科 | メディア学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | 生き残る百貨店、消える百貨店―広告的視点から考察する百貨店の過去・現在・将来 |
内容 | 私は、自分にとって身近なものや場所をテーマにしたいと考えた。そこで百貨店をテーマとすることにした。私の住む街には百貨店がある。幼い頃から親に連れられては度々行った場所である。また、京都へ通うようになり、京都駅や四条駅といった場所で多くの百貨店を目にし、時々ではあるが利用してきた。百貨店とは身近に存在する空間であった。そして、百貨店には宣伝広告というものが欠かせない。しかし、最近の百貨店の宣伝広告は何かと考えてみたところ、あまりにも思い浮かばない。確かに宣伝広告を打ち出しているのに思い浮かばないのである。一方で、かつての百貨店の宣伝広告は多くの人々を魅了し、多くの名作を残してきた。再編や閉店ばかりが目立つ現在の百貨店業界には、必ず宣伝広告の力が関係しているに違いない。この論文では、宣伝広告の視点から、百貨店の過去、現在を調べ、これからの百貨店業界の宣伝広告について考察した。 |
講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、主に広告論の観点からブランド広告、環境キャンペーン、音楽アーティストや小説のブランディング、ドラマの広告・PR効果、都市や大学のブランドコミュニケーション、企業の広告戦略など幅広い領域が扱われます。これらのテーマに関して、あくまで生活者視点に立った受け手の深層心理=インサイトをベースに具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、基礎としてゼミ生がゼミにおいて様々な広告を分析するケーススタディを学んだ上で、実際の広告主にビジネスレベルでの広告キャンペーンを企画・立案、他大学の広告ゼミをライバルに競合プレゼンテーションした経験を背景にして書かれています。そのような意味で理論やデータを現実にしっかりと反映するアカデミックな研究とビジネス思考との融合を目指した意欲的な卒論であるということができます。 |
キーワード1 | 百貨店 |
キーワード2 | 小売 |
キーワード3 | 歴史 |
キーワード4 | 新聞広告 |
キーワード5 | |
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