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学科 | メディア学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | ビートルズの成功の要因とは?―ビートルズの成功の裏側から解く、アーティストブランディングの実践法― |
内容 | ポピュラー音楽のアーティストが世の中で成功するには、どうすればよいか?ビートルズが世界的に大成功をおさめた理由は、作品の良さだけではなく、マネージャーのブライアン・エプスタインや宣伝マンのトニー・バーロウらによる売り出し方が効果的に働いたためである。この論文では、ビートルズはなぜあれ程世界中の若者に支持され爆発的に売れたのか、1991年にデービッド・A・アーカーが提唱した「ブランド・エクイティ戦略」の4つの構成要素に基づいて分析する。ブランド・エクイティの4つの要素に沿って、知覚品質を向上させること、名前の認知を上げること、ブランドイメージを確立させファンとの間に強い心理的絆を生ませること、ファンを正当に扱いブランド・ロイヤルティを増大させることを、徹底的に行うことが、アーティストの価値を高めていく上で必要であることを論じる。 |
講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、主に広告論の観点からブランド広告、環境キャンペーン、音楽アーティストや小説のブランディング、ドラマの広告・PR効果、都市や大学のブランドコミュニケーション、企業の広告戦略など幅広い領域が扱われます。これらのテーマに関して、あくまで生活者視点に立った受け手の深層心理=インサイトをベースに具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、基礎としてゼミ生がゼミにおいて様々な広告を分析するケーススタディを学んだ上で、実際の広告主にビジネスレベルでの広告キャンペーンを企画・立案、他大学の広告ゼミをライバルに競合プレゼンテーションした経験を背景にして書かれています。そのような意味で理論やデータを現実にしっかりと反映するアカデミックな研究とビジネス思考との融合を目指した意欲的な卒論であるということができます。 |
キーワード1 | アーティストブランディング |
キーワード2 | ビートルズ |
キーワード3 | ポピュラー音楽 |
キーワード4 | ブランド・エクイティ戦略 |
キーワード5 | ブライアン・エプスタイン |
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