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学科 | メディア学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 青木 貞茂 |
タイトル | なぜ、スターバックスは世界に認められるブランドを構築することが出来たのか~広告コミュニケーションの観点から~ |
内容 | スターバックスは多額の広告費をかけた大々的な宣伝を行っていないにも関らず、世界中の人々に愛されるブランドを構築している。そのために、まず「品質」、「サービス」、「店の特色」の三つにこだわり、他では味わえない「スターバックス経験」を顧客に提供することで他社との差別化を図り、また全員が共通したビジョンや価値観を持ち、社員を大切にする企業体制を整えた。そして、最大の成功要因は「広告戦略」にあると考える。ソーシャルメディアを通じて顧客と相互にメッセージを発信し信頼関係を構築したこと、他社に先駆けて今注目されている新しいメディアを用いた広告や、これまでにない手法の広告に挑戦し世間で話題になったこと、そして興味深い広告が別のメディアで採り上げられ広告費を使うことなくさらなる宣伝を行うことが出来たこと。このような戦略によって、世界中にブランドを広めることが出来たのではないだろうか。 |
講評 | 青木ゼミの卒論で扱うテーマは、主に広告論の観点からブランド広告、環境キャンペーン、音楽アーティストや小説のブランディング、ドラマの広告・PR効果、都市や大学のブランドコミュニケーション、企業の広告戦略など幅広い領域が扱われます。これらのテーマに関して、あくまで生活者視点に立った受け手の深層心理=インサイトをベースに具体的なケース分析、歴史分析、理論的な分析などを行なっています。これらは、基礎としてゼミ生がゼミにおいて様々な広告を分析するケーススタディを学んだ上で、実際の広告主にビジネスレベルでの広告キャンペーンを企画・立案、他大学の広告ゼミをライバルに競合プレゼンテーションした経験を背景にして書かれています。そのような意味で理論やデータを現実にしっかりと反映するアカデミックな研究とビジネス思考との融合を目指した意欲的な卒論であるということができます。 |
キーワード1 | スターバックス経験 |
キーワード2 | ソーシャルメディア |
キーワード3 | 社会貢献活動 |
キーワード4 | 適切性 |
キーワード5 | 差別性 |
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