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学科 | 社会学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | PANG JUN |
タイトル | 商店街の機能の変革に関する考察――神戸元町商店街の視点から―― |
内容 | これまで長年にわたって地域住民の生活を支えてきた商店街が、最近苦戦を強いられている。これには、様々な外的要因と内的要因が存在する。したがって、商店街の研究に関しては、この苦戦にまつわる原因の多様さをみても、幅広い研究の蓄積がなされていることは明白である。しかし、商店街に関するどの文献や研究を見ても商店街に対する衰退の問題は多く取り上げられているが、商店街そのものの存在価値や機能的価値についてはあまり触れられていない。そもそも商店街とは何か。どのように形成され今日までその状態が維持され人々に必要とされてきたのか疑問に感じた。 本稿では初めに商店街の定義付けと商店街の形成を取り上げ、商店街とは何かを明確にした。次に先行研究では、商店街が中心市街地にどのような役割・機能をはたしているかをリストアップした。そして次に神戸元町商店街に焦点を当て、先行研究を参考にインタビュー調査を行った。最後に先行研究と調査を比較し、商店街の機能や存在意義がどのように変革してきたのかをまとめた。 |
講評 | 2010年度の卒業論文は、韓流、2010FIFAワールドカップ、キャバ嬢、就活、観光、スポーツと社会化、商店街、化粧、差別問題と多岐にわたり、テーマとしてあげてきました。研究方法としても、インタビュー調査、参与観察、映画分析、アンケート調査、資料分析など、多種多様です。学生は、テーマの選定から、資料集め、先行研究の検討、データ分析そして執筆までといった一連の作業を通して苦労を感じながら、社会学の基本的な考え方と研究方法を身につけたと思います。しかし、3年生の後半から4年生の前半にかけて就職活動などの原因で、学生諸君の卒論への取り組みの時期が大幅に遅れました。いくつかの非常に面白いテーマは、もっと時間をかけて綿密に分析することが出来れば、よい論文を仕上げることができるはずだったのですが、「時間切れ」となったことが残念で仕方がありません。したがって、本年度の卒論を全体的にみれば、4年間の集大成としては、多少寂しい感じがします。 |
キーワード1 | 商店街 |
キーワード2 | 機能的価値 |
キーワード3 | 変革 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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