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学科 社会学科
年度 2010
ゼミ名 PANG JUN
タイトル 観光政策の変遷から見る京都観光
内容  観光白書(2010)によれば、21世紀に入り、同時多発テロ(平成13年)、重症急性呼吸器症候群(SARS)(平成15年)、新型インフルエンザの発生(平成21年)、そして世界的な金融危機(平成20年)など、大きな、マイナス要因となる事件が発生してきたが、観光客数は増加を続けている。京都は観光資源に総合的に触れる事のできる都市である。本稿では総合的な観光資源を持つ京都における観光に付随する問題、また観光政策の変遷を見ていくことにより、伝統的歴史都市における観光のあり方を探る。観光がもたらす影響として、地域住民と観光客の摩擦や、観光客のもたらすゴミやマイカーによる環境問題などマイナス面も挙げられる。しかし、伝統都市がより魅力的なまちになり、進化し続けるためには観光は必ず必要な要素である。
講評  2010年度の卒業論文は、韓流、2010FIFAワールドカップ、キャバ嬢、就活、観光、スポーツと社会化、商店街、化粧、差別問題と多岐にわたり、テーマとしてあげてきました。研究方法としても、インタビュー調査、参与観察、映画分析、アンケート調査、資料分析など、多種多様です。学生は、テーマの選定から、資料集め、先行研究の検討、データ分析そして執筆までといった一連の作業を通して苦労を感じながら、社会学の基本的な考え方と研究方法を身につけたと思います。しかし、3年生の後半から4年生の前半にかけて就職活動などの原因で、学生諸君の卒論への取り組みの時期が大幅に遅れました。いくつかの非常に面白いテーマは、もっと時間をかけて綿密に分析することが出来れば、よい論文を仕上げることができるはずだったのですが、「時間切れ」となったことが残念で仕方がありません。したがって、本年度の卒論を全体的にみれば、4年間の集大成としては、多少寂しい感じがします。
キーワード1 京都
キーワード2 観光
キーワード3 伝統都市
キーワード4 観光政策
キーワード5  
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