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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 嘉納治五郎の教育思想史的研究 -スポーツと人間形成を中心として- |
内容 | 現代社会における柔道とは、いまや国際的スポーツであり日本の国技である。果たして日本の柔道がどのように形成されてきたのか、また、柔道の創始者、講道館の創設者であり、スポーツ界の「偉人」である嘉納治五郎とはいったいどのような人物であるのかと問われるだろう。長谷川純三氏は嘉納治五郎こそ真の教育者であると高く評価している。同じく野球をしている私にとっては、柔道を土壌として身を以って血と汗の修行の積み重ねの中から生まれた原理に基づく人間教育の実践を行った嘉納治五郎を今改めて考察する意味がある。本論文は嘉納治五郎の柔道を中心とする教育実践活動を詳細に考察することによって、彼が唱えているスポーツ教育の理念と人間形成との関わりを明らかにしようとする試みである。 |
講評 | 本年度は旧年度生を合わせて20名を越えるゼミ生が20000字を選択し、壮絶な卒論指導が展開された。とくにその半数が体育会に所属する学生であったこともあって研究室は熱気に満ち溢れた。 試合の合間に机に向かって卒論と取り組む姿は感動的でさえもあった。研究室で何時間も議論し、荒削りではあるが各々の個性溢れたテーマを展開した。卒論の制作を通してゼミ生相互の信頼が深まり四年間の学生生活を締めくくるに相応しい成果をもたらした。 |
キーワード1 | 柔道 |
キーワード2 | スポーツ教育 |
キーワード3 | 嘉納治五郎 |
キーワード4 | 人間形成 |
キーワード5 | |
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