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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 日本における学生野球の教育史的研究 |
内容 | ベースボールが日本に伝わり、多くの人々に影響をあたえてきた。どのようにして日本の野球が成立し、教育の一環として取り入れられたかを考察した。具体的には、現在も多くの人々に支持されている学生野球の中心となる早稲田大学と慶應義塾大学の野球部が出来た経緯と、早慶戦の歴史を明らかにすることによって、学生野球の原点を探った。 さらに、大学野球を支えた全国高等学校野球大会についても調べ、大阪朝日新聞社が企画していた全国優勝野球大会について明らかにし、全国に広まっていった経緯を考察した。さらに、現在、中高校生の野球界で問題とされている野球留学について、関西のある具体的な事例を紹介しながら、優秀な生徒の獲得に関してどのような問題があるのかを明らかにした。とりわけ、特待生制度の持つ問題について、私自身の考えを述べ、今後の学生野球の在り方について展望した。 |
講評 | 本年度は旧年度生を合わせて20名を越えるゼミ生が20000字を選択し、壮絶な卒論指導が展開された。とくにその半数が体育会に所属する学生であったこともあって研究室は熱気に満ち溢れた。 試合の合間に机に向かって卒論と取り組む姿は感動的でさえもあった。研究室で何時間も議論し、荒削りではあるが各々の個性溢れたテーマを展開した。卒論の制作を通してゼミ生相互の信頼が深まり四年間の学生生活を締めくくるに相応しい成果をもたらした。 |
キーワード1 | スポーツ特待生制度 |
キーワード2 | 野球留学 |
キーワード3 | スポーツ教育 |
キーワード4 | 全国優勝野球大会 |
キーワード5 | |
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