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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 近世藩校の教育史的研究-会津藩校日新館を中心に- |
内容 | 戦後GHQの政策により封建制度が解体され、本格的な資本主義を目指す為の改革が行われた。その一環である教育改革によって、日本の教育水準や環境は世界のトップクラスとなった。しかし現在も日々教育改革が行われている一方で、 自らの欲求の為に殺人や強盗などの犯罪を行う者が後を絶たず、そうしたニュースを日常的に目にするようになった。こうした事態を受け、より一層教育改革の必要性が主張されるものの一向にその効果は見られない。 これには様々な原因があるが、原因の一つとして資本主義の発展と共に「競争」の概念が社会に広まり、他者との関係より個人を重視する風潮が広まったことが考えられる。 その中で現在の教育は「教育で何を教えるのか」が不明瞭になった。今この問題を日本人の原点である戦前の教育、その中でも会津藩の教育に焦点を当て考察していく。 |
講評 | 本年度は旧年度生を合わせて20名を越えるゼミ生が20000字を選択し、壮絶な卒論指導が展開された。とくにその半数が体育会に所属する学生であったこともあって研究室は熱気に満ち溢れた。 試合の合間に机に向かって卒論と取り組む姿は感動的でさえもあった。研究室で何時間も議論し、荒削りではあるが各々の個性溢れたテーマを展開した。卒論の制作を通してゼミ生相互の信頼が深まり四年間の学生生活を締めくくるに相応しい成果をもたらした。 |
キーワード1 | 藩校教育 |
キーワード2 | 日新館 |
キーワード3 | 武士道 |
キーワード4 | 会津藩 |
キーワード5 | |
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