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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 同志社の建学の精神に関する教育史的研究ー同志社教育と体育を中心をー |
内容 | 明治時代は富国強兵が国の目標となった時代である。そのため教育が非常に重要視され、岩倉使節団の目的の一つとされた。政府によって教育政策が進められていく一方で、新島襄による私学同志社英学校が設立されるのもこの時代である。 なぜ新島は日本にキリスト教主義の学校を創設しようと考えたのか、また彼が目ざした教育とは一体何であったのか。第一章では、新島の教育思想と同志社英学校の創設経緯を明らかにした。新島の思想を生誕から追っていくことで、彼の思想がどのように形成されていったのかを調べ、同志社英学校がどのような理念で創設されていったかを明らかにした。第二章では、政府の私学への弾圧政策に対して、私立学校やキリスト教が受けた影響について考察した。第三章では、新島と福沢の教育観を比較することで、新島の教育観の独自性を明らかにし、同志社の「建学精神」と人格形成について考察した。 |
講評 | 本年度は旧年度生を合わせて20名を越えるゼミ生が20000字を選択し、壮絶な卒論指導が展開された。とくにその半数が体育会に所属する学生であったこともあって研究室は熱気に満ち溢れた。 試合の合間に机に向かって卒論と取り組む姿は感動的でさえもあった。研究室で何時間も議論し、荒削りではあるが各々の個性溢れたテーマを展開した。卒論の制作を通してゼミ生相互の信頼が深まり四年間の学生生活を締めくくるに相応しい成果をもたらした。 |
キーワード1 | 新島襄 |
キーワード2 | 建学の精神 |
キーワード3 | 私立学校 |
キーワード4 | キリスト教 |
キーワード5 | |
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