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学科 | 社会学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 鯵坂 学 |
タイトル | ワーキングプアの常用雇用化について |
内容 | テーマはワーキングプアの常用雇用化である。ここでワーキングプアとは生活のために働いているが年収200万円以下しかない生活困窮者を指す。彼(女)らの多くは非正規雇用労働者であるために、低賃金で働いていることが多い。そのため、ワーキングプアの状況から抜け出すためには非正規雇用労働者の正規雇用化が必要であると考え、それを実現する障害となっている問題と実現に向けての各機関の取り組みを調査した。全体の流れであるが、第1章ではワーキングプアの数と増加理由、またそこから抜け出せないメカニズムを説明した。第2章では国際比較として韓国と英国のワーキングプア発生状況とそれに対する行政の取り組みを紹介した。第3章では問題を解決するために日本でなされている取り組みを、インタビュー調査を通じて紹介した。なお、調査時期は2008年12月、調査対象機関は大阪市健康福祉局、JOBカフェOSAKA、OSAKAチャンレンジネット、コネクションズおおさかの4機関である。 |
講評 | 08年度の卒論は、かなり充実したものと未熟なものとの差が目立ったことが特徴です。その違いが生じた原因は、夏休みまでに、文献研究では先行研究の基本文献をしっかり読みこみ、次の課題が確認できていたかどうか、また調査研究では調査の課題や調査対象者やインフォーマントとのを関係(ラポール)を作れていたかどうかに、あったと思います。 |
キーワード1 | ワーキングプア |
キーワード2 | 非正規雇用労働者 |
キーワード3 | 就労支援 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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