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学科 | 社会学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 板垣 竜太 |
タイトル | 家族内におけるペットの役割――永遠の一歳児としてのペット |
内容 | 本論文はペットの「家族化」が引き起こされている原因のひとつとして挙げられる家族内におけるペットの役割の変化に着目した。先行研究では家族の中の一人にインタビューをし、その人を家族の代表として「家族化」としていたが、一言で「家族化」といっても家族の中でのペットに対する意識は個人個人違うのではないかと考え、家族構成員全員に個別にインタビューをすることにし、家族内の位置にしたがってそれぞれペットに対する位置づけがどのような共通点があり、どのような点で異なるかを考察した。そうすることによって家族の中でも一人一人ペットの位置づけが微妙に違うことがわかった。またこのインタビューによってペットは「永遠の一歳児」としての役割を果たし、人々に必要とされている感覚を与えると共に、孤独感の解消など精神的・心理的影響を強く与える存在であることがわかった。更にペットがいることで、家族内に共通の話題ができ、家族の会話が増え、家族の雰囲気が明るくなることが実証された。 |
講評 | 進行が遅く、全体的に詰めが甘かった。よくあるテーマではあるが、家族の代表1人に調査するのではなく、2つの家族の構成員全てにインタビューし、家族のなかでのポジションの違いによって、ペットの位置づけが異なるのを明らかにした点は評価できる。 |
キーワード1 | 家族化 |
キーワード2 | 子ども化 |
キーワード3 | 永遠の一歳児 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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