詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2010 |
ゼミ名 | 金子 邦秀 |
タイトル | 現代の教育における「ポートフォリオ学習」の意義 |
内容 | 現代の教育の問題点は、子どもたちの学習に対するモチベーションの低さである。それは、子どもたち自身が「なぜ勉強をしなければならないのか」を理解できていないからだと考える。このことから、これからの教育を考える際には、「学習の動機づけ」を重視していかなければならないだろう。 子どもたちに「勉強する意義」を理解させ、効果的に学習の動機づけをすることができるのは、「ポートフォリオ学習」である。ポートフォリオ学習では、子どもたちにとって身近な課題を扱い、レポートを作成するなど、元来のような「知識詰め込み型」ではなく、自発的な学習が可能である。そして、知識統合力や創造力、自己評価能力など、実際に社会に出てから役に立つ能力が身に付けられ、それらは子どもたちの学習に対するモチベーションに繋がるだろう。さらに、ポートフォリオ学習ではより深い理解を得ることができ、これからの学校教育現場に取り入れていくべきだろう。 |
講評 | 金子ゼミについては、全体をまとめて、講評したい。一方において卒論の良い点として、これまでの卒論と比べ、分析対象の絞り込み、または、分析視点の絞り込みがなされたものがいくつかみられ、論旨がより明確なものとなった。他方において、時間不足もあって、自己の体験をまとめてはいるがそれを十分一般化しきれなかったり、そのテーマについて、論点が取りざたされているにもかかわらず、あるかぎられた文献に依拠した限定的な考察にとどまるものもあり、残念であった。 |
キーワード1 | ポートフォリオ学習 |
キーワード2 | ポートフォリオ評価 |
キーワード3 | モニタリング |
キーワード4 | 評価規準 |
キーワード5 | |
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